戒音旋律セネバネ-最終話まで-

完結したので、一気にプレイ。
この度は、お疲れ様でした。


まず思ったのは、14話からの展開が急展開過ぎる事。
いきなり、セネバネ絡みの話に飛んじゃったのが違和感あったかな……
誠一とセネバネの関係を保つために、いきなり導入したというか。
もう少し、前の段階でセネバネの葛藤が欲しかったかも。
どうも、セネバネが誠一の側にいる理由を無理矢理作ったというか、シックリ来なかったです。


TVモニタの演出は面白かった。
あんな使い方も出来るのか、と色々と学ばせて頂きました。


キャラに関しては、まぁ色々と。
基本的に、誠一とセネバネ中心で進むために、他のキャラが酷く薄い。
特に、後半になってからはAMDシリーズが破壊されるためだけに出てきたというか……
味方キャラも、後半からは誠一とセネバネのお供状態になってますし。
レレィに至っては、全然出番が無かった気がします。
人数が多過ぎたためなのでしょうか?
でも、ファムリートは良かった。
ファムリート可愛いよファムリート!!


プレイしてて面白いのは間違いなかったです。
伏線も、解り易く誘導していますし、プレイヤー放置で進まないようになっています。
個人的には、彼は滅茶苦茶強い敵だと思ったんですけどね……
サクッと消えちゃった辺りが悲しい。


戦闘に関しては、アレンジシステムは面白いのですが活かしきれていないかなぁ。
後半に関しては、もうアレンジする必要が無く「自動戦闘」をOnにして放置するだけで勝てちゃうので。
ただ、無改造でもクリア出来るようにしてあるとの事なので、仕方が無いのかもしれません。
でも、ある程度は考慮すべきじゃないかなぁ……


相変わらず、終了処理が面白い。
でも、15話の台詞はどちらかというと……
「し め な い か?」
の方が、ネタ的にも合ってると思う。



総評としては、普通に面白い作品でした。
ただ、キャラが立っていないのとキャラの言葉が台本っぽいというか、不自然と言うか。
そういった辺りがちょっと気になったかな?