ヒューマノイド-最終話まで-

五月雨様、完結おめでとうございます。
公開初日にプレイさせていただきました、お疲れ様でした。
最後までプレイして、色々感じました。
まずは良かった点を話していきます。
だが、これだけは言わせて……ロボット三原則って適用されてないのですか?w


【良かった点】
人形劇は本当に凄かった……
初回に比べると格段にレベルが上がってます、ラストの一騎打ち辺りでステージ狭しと動き回るのが素晴らしい。
ラストだけの出番でしたが、ベルファレド凄過ぎ。
初登場時からラスボス臭がプンプンしてましたが、あのような展開とは……
人間以上に人間らしいのが印象でした。
自分の中では、彼を見る為に作品をプレイたと思えるくらいの素晴らしさ。
強さも反則級だし、クイックロード万歳!!
というか、あの中ではベルファレド以外が悪人にしか見えなかったりw


更に評価したかったのが一騎打ち。
大抵、一騎打ちイベントをしようとすると、敵性能>>味方性能だったりします。
そのため、何かしらのイベントを組み込んだりして帳尻を合わせるのが多いと思います。
しかし、今回は性能も全部対等にし、しかも単純な殴り合いだと負ける流れになってるのがいいですね。
てか、性能的にベルファレドの方が有利じゃないっすか?w
攻撃当たらないよママンorz


【気になった点】
伏線を回収しきれていないのが、気になった点です。
まず、メルヴィスは結局何なのか……何故、シュレイアにあれだけ固執したか、感情チップが無いのに叫んだ理由、ウォルトの言っていた事などなど……メルヴィスに関する伏線があまり処理されていない、というか殆ど。
シュレイアに関しても同様、パトリエがあれだけ執拗にした理由は語られましたが、それだけだったり。
そもそも、国に復讐する為に盗賊になったの?とか、最後の自問自答とか……???な展開が多かったり。
感情チップを搭載したベルファレドの面を重視し過ぎたために、他の面が疎かになってる印象を受けました。
ストーリーを終えて、正直に言いますと疑問状態でした。
それはやはり、このストーリーの中核であるメルヴィスとシュレイアの部分の描写が足りなかったのでは……と個人的には思います。


戦闘面に関しては……敵ターン開始時に毎度毎度Talkが入るのが、ちょっと間が悪いなーと思ったり。
戦闘アニメだけで十分解ると思うので、削ってもいいかも……もしくは、最初の一回だけTalk表示とか。
二戦目に関しては、ちょっとやり過ぎではと思った。
シュレイアを援護するのはいいのですが、それはレベノとゲルのお仕事。
他の数名は殆ど空気で、カーラに至ってはいるだけ邪魔とw
折角、あれだけの仲間がいるのだから、キャラを無力化するのではなく、他のキャラを立たせる戦闘をした方がより良かったかも。
アドっちとか、何の役にも立たなかった……魔物とか邪魔なだけだし、そもそも何で彼が魔物を呼べるんですかねぇ……



あと、オマケは全然気がつかなかった……意味を理解するまでちょっと時間を要しました。
その後、暫く笑ってました……必死の抵抗ですね、解ります><